OF HOTEL|OF HOTEL LOCAL CONNECTION Vol.004
ローカルの魅力を共創するライフスタイルホテル OF HOTELでは、「東北との新しい出会いの場」として、さまざまなジャンルのプロジェクトを展開しています。
東北芸術工科大学の学生による展示会「T.I.P at OF HOTEL|OF HOTEL LOCAL SESSION Vol.004」の開催に合わせて、トークセッションイベント「OF HOTEL|LOCAL CONNECTION Vol.004」を実施いたします。
このイベントでは、T.I.P.本人による展示作品の解説や、トークゲストに東北芸術工科大学准教授でT.I.Pディレクターの村上 滋郎さんと絵画アーティストの皆藤 齋さんをお迎えし、世界の変化の中から日本や東北のアートシーンの未来について想像をしていくトークセッションを行います。ぜひ、お気軽にご参加くださいませ。
トークテーマ
「ローカルセッション-ということになった世界で自分の街で何ができるか」
国際情勢が大きく変化し、その影響を現地の当事者が感じ取る一方で、遠い島国に住む私たちにとっては「ということ」程度にしか受け止められない場合が多いのではないでしょうか。それでも、その変化の波は少しずつ、確実に私たちの街にも届き、影響を及ぼしていきます。このトークでは、皆藤齋さんとともに、世界の変化の中で日本や東北のアートシーンの未来を想像していきたいと思います。
①展示作品のコンセプトや制作背景について
<T.I.P6期生>
大庭 ひかり Oba Hikari
氣田 大樹 Keta Daiki
田内 広海 Tanouchi Hiromi
宮澤 亮多 Miyazawa Ryota
②ローカルセッション-ということになった世界で自分の街で何ができるか
<絵画作家>
皆藤 齋 Kaito Itsuki
<美術家/東北芸術工科大学准教授/ T.I.Pディレクター/アメフラシ主宰/長井ブルワリークラフトマン代表>
村上 滋郎 Murakami Jiro
③これからのアート、これからのOF HOTELとアートの関わりについてフリートーク
大庭 ひかり Oba Hikari
氣田 大樹 Keta Daiki
田内 広海 Tanouchi Hiromi
宮澤 亮多 Miyazawa Ryota
皆藤 齋 Kaito Itsuki
村上 滋郎 Murakami Jiro
南 詩乃 Minami Shino(OF HOTEL)
T.I.P(TUAD INCUBATION PROGRAM)とは
T.I.P(TUAD INCUBATION PROGRAM)は、東北芸術工科大学芸術学部美術科にて4年次に行われる選抜作家育成プログラムです。選考で選ばれた学生には通常授業で使用するアトリエとは別に特別なアトリエが用意され、充実した制作の場が与えられます。アトリエでは日常的に教員やゲストと表現をめぐる活発なコミュニケーションも形成され、アーティストとしてこれからの時代を生き抜いていくための方法論を自ら考え、タフなアーティストを目指す場にもなっています。
T.I.P6期生
大庭 ひかり/ Oba Hikari(洋画コース)
2003年千葉県君津市生まれ。自身の抱く社会とのズレと、自身を構築したものについてのアプローチを行う。
日常の中で感じる「疎外感」や「不安定性」に焦点を当て、自分がどこにいて、どう動いているのかを探っている。すべてが仮初めのように感じられる現代において、自分がどこにいて、何を生み、何を消費しているのか。そして、自分の本当の居場所はどこにあるのかを、作品を通して追求していく。
https://www.instagram.com/asuko_hikari/
氣田大樹/Keta Daiki(洋画コース)
2001年宮城県仙台市生まれ。未来の事象を仮定し、それを現在に反映することで、人間と様々なメディアとの関係性を拡張する作品を制作。主にインスタレーションを通じて実験的なアプローチを探求する。また、テクノロジーを活用し、人間の本質を問い直す試みを行う。
https://www.instagram.com/cra.the.nius/profilecard/?igsh=b2RoOXVtdndmbGI4
田内 広海/TanouchiHiromi(彫刻コース)
2002年北海道生まれ。主に既製品とマイクロコンピュータ、アクチュエータ等を組み合わせ、それぞれのモノの持つ文脈や意味、機能を再構築する形で作品を制作している。テクノロジーの進化とモノの時間経過によってぼやけてしまった、それらと人間との距離感や倫理性、文脈を問い直すことによって事物の価値を再開発することを試みる。
https://www.instagram.com/hrm____.14/profilecard/?igsh=MWxmY2NvcWR1YThoag==
宮澤 亮多/ Miyazawa Ryota(日本画コース)
2001年群馬県玉村町生まれ。自身や社会が抱く「孤立」に焦点を当てながら、個人と社会との構造の再解釈の可能性を探求している。
受賞歴:2024年「第9回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展」入選(豊橋市美術博物館/愛知)
https://www.instagram.com/miyazawaryouta/
日時
2025.1.24(金)
19:00~21:00 (開場 18:30~)
会場
OF HOTEL 2階ラウンジ
980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院1丁目4-14
https://of-hotel.com/
JR仙台駅より徒歩6分 / タクシーで約5分
ホテルには併設の駐車場がございません。近隣駐車場をご利用ください。
定員
着席定員:15名 ※立ち見の場合は予約不要※申し込み先着順
参加費
無料
お申込み方法
下記のPeatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/4255700/view
※1回のお申し込みで2名様まで受付いたします。
主催・お問合せ
OF HOTEL(オブホテル)2階ラウンジ
TEL:022-748-5772
お問い合わせフォーム:https://of-hotel.com/contact/
ゲストスピーカー
皆藤 齋/KaitoItsuki
1993年北海道札幌市出身。2016年に東北芸術工科大学美術科洋画コースを卒業し。2019年京都市立芸術大学大学院油画専攻修了。
人間がどのように自己を作り上げ、社会の中で生活しているのかという分析をもとに、様々なメタファーとモチーフを生み出し絵画を構成している。作家活動の他、東京都にてArtist-in-residenceプログラム” 沼の端 Swamp Edge ” にメンバーの一人として運営に携わる。
-過去の展示-
2024年:「Quadruped masking」Tang contemporary art (北京) 、「TreedCodependency」 Gallery MEME (ソウル)
2023年:「Looming digits」 Blue velvet (チューリッヒ)
2022年:「 The Monopolistic Sweet Spots“」MAMOTH (ロンドン)など
https://kaito-itsuki.com/
https://www.instagram.com/kaito_itsuki/
https://www.instagram.com/numanohashi/
村上滋郎/Murakami Jiro
美術家/東北芸術工科大学准教授/ T.I.Pディレクター/アメフラシ主宰/長井ブルワリークラフトマン代表
1983年山形県長井市出身。2006年東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース を卒業し、2008年京都市立芸術大学大学院絵画専攻油画 修了。2013年より生まれ育った山形県長井市を拠点に活動。2015年にアーティストコレクティブ「アメフラシ」を結成。廃工場を再生させるKosyauプロジェクトや伝統産業の継承プロジェクトなど、地方でのアートの役割・共存を模索。2017年に地域の食材を活かしたクラフトビール会社「長井ブルワリークラフトマン」を設立。醸造家としてビール作りも行う。
-過去の展示-
2013年:「東京画Ⅱ」(東京都美術館)、「TSCA Rough Consensus」(アンテルーム京都)
2009年:「オコタがタワーでキャンピング」(トーキョーワンダーサイト本郷)
2008年:「roller coaster island」(magical art room 東京)、「京都の五人」(TARO NASU 東京)など
アメフラシ
https://ame-furashi.com/
https://www.instagram.com/llpamefurashi/
長井ブルワリー
https://nagai-brewery.co.jp/
https://www.instagram.com/nagai.b.craftsman/