宮城「白石和紙」のスタンドライト
客室には淡い色合いで温かく灯す「白石和紙」のスタンドライトを設置しております。このスタンドは、宮城県白石市の「白石和紙 蔵富人(くらふと)」によりにより製作されました。
白石の豊かな自然が育んだ、丈夫で上質な「白石和紙」
白石和紙の歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります。当時、伊達藩が新しい産業として和紙の生産を推奨したことから始まりました。和紙の原料である「虎斑楮(とらふこうぞ)」と「黄蜀葵(とろろあおい)」も白石市で採取されています。
蔵富人では、地元産の材料や400年以上にわたって受け継がれてきた伝統的な製法・製紙道具にこだわり、和紙文化を守り続けています。現在は、同じ白石市内にある「壽丸屋敷(すまるやしき)」での展示や、市内の学校の卒業証書制作などを通じて、白石和紙を伝える活動を行っています。大量生産は行わず、一品一品を手しごとで作り上げています。
あえて虎斑楮(とらふこうぞ)の皮を残すことで風合いを出す
一般的な和紙は楮の表皮(黒皮)を取り除いて、白い和紙をつくりますが、OF HOTELのスタンドライト用の和紙はあえて皮を残しました。皮の分量を調整することによって、温かみのある色合いと模様になっています。
客室に設置しているスタンドライトは、部屋の雰囲気に合わせてスタンドに和紙を挟んだシンプルなデザインになっています。優しい光に包まれながら、ゆったりとお過ごしください。
登録有形文化財「壽丸屋敷」にて白石和紙の展示を見学
白石和紙の展示は「壽丸屋敷(すまるやしき)」にて行われています。
和紙をはじめ、和紙でつくられたうちわなども販売されていますので、ぜひ実際に見てみてください。
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白石まちづくり会社
https://www.shiroishi.info/